【特集】レジ袋有料化へ

【レジ袋有料化へ Vol.9】そのレジ袋は有料化の対象?対象かどうかがわかる4つの判断ポイント

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こんにちは!エコバッグハウスです。

いよいよ、本日2020年7月1日から、レジ袋(プラスチック製買い物袋)が有料になりました。

マイエコバッグを使うようになった方もいれば、うっかり忘れていてレジ袋を購入された方もいるかもしれません。

すでにご存じのことと思いますが、レジ袋有料化の詳細についておさらいしてみましょう!

 

すべてのレジ袋が対象になる?

経済産業省は「法令の対象となるプラスチック製買い物袋」すなわち、購入した商品を持ち運ぶために用いるプラスチック製の買い物袋を、レジ袋有料化の対象としています。

すべてのレジ袋が対象となるわけではありませんが、どんなレジ袋が対象になるか判断できる4つのポイントをご紹介します。

 

判断ポイント① 素材

プラスチック製のものが対象となります。素材の表記にプラマークがあれば、プラスチック製となります。(表記がないものもあります。)紙や布などでできたバッグは対象外です。

 

判断ポイント② 持ち手

持ち手があるものが対象となります。バッグの外側についているものはもちろん、くり抜いてあるものも持ち手があると判断します。持ち手がないバッグは対象外です。

 

判断ポイント③ 中身が商品

購入したもの=商品を入れるものが対象となります。景品や試供品を入れるバッグは対象外です。

 

判断ポイント④ 辞退の可否

いるかいらないか、購入した人が決められるものが対象となります。袋が商品の一部となっている福袋や、別の法令で決められた免税の袋などは対象外です。

 

対象外のプラスチック製のレジ袋もある?

経済産業省は、「法令の対象外となるプラスチック製買い物袋」すなわち、プラスチック製だけれども有料化の対象にならないレジ袋についても定めています。

環境性能が認められるレジ袋として、3つの判断ポイントをご紹介します。

 

判断ポイント① プラスチックフィルムの厚さ

厚さが50マイクロメートル以上のものは対象外となります。繰り返し使用することが可能とされており、何度も使えることは、プラスチック製の買い物袋の過剰な使用を抑制することにつながるためです。

また、「フィルムの厚さが50マイクロメートル以上であり、繰り返し使用することができること」を記載する、または、記号を表示することが定められています。

 

判断ポイント② 海洋生分解性プラスチックの配合率

海洋生分解性プラスチックの配合率が100%であるものは対象外となります。海に流れ着いても自然に分解するものであれば問題ありませんが、科学的根拠に基づいた共通の技術評価手法によって、第三者から認定または認証を受けている必要があります。

また、「海洋生分解性プラスチックの配合率が100%であることが第三者により認定または認証されたこと」を記載する、または、記号を表示することが定められています。

 

判断ポイント③ バイオマス素材の配合率

バイオマス素材の配合率が25%以上であるものは対象外となります。

また、「バイオマス素材の配合率が25%以上であることが第三者により認定または認証されたこと」を記載する、または、記号を表示することが定められています。

 


 

以上、有料化の対象となるレジ袋の判断ポイントのご紹介でした。

 

次回は、「有料化っていくら?レジ袋の価格と売上の使い道」と題して、レジ袋有料化の基礎知識とあわせてご紹介していきます。お楽しみに!

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