こんにちは!エコバッグハウスです。
いよいよ2020年7月1日から、レジ袋(プラスチック製買い物袋)が有料になりました。
マイエコバッグを使うようになった方もいれば、うっかり忘れていてレジ袋を購入された方もいるかもしれません。
また、お店を経営されている方やスーパーで働いている方、マイエコバッグを持参されるお客さまは多くなった印象でしょうか?
すでにご存じのことと思いますが、前回に引き続きレジ袋有料化の詳細についておさらいしてみましょう!
目次
どんな事業者が対象になる?
経済産業省は「レジ袋を扱う小売業を営むすべての事業者」を、レジ袋有料化の対象としています。たしかに、スーパーやコンビニだけでなく、雑貨店やアパレルショップなどでもレジ袋は使われていますね。
買い物に出掛けてはじめて「このお店もレジ袋有料化の対象だったのか!」とならないよう、どんな事業者が対象になるか判断できる2つのポイントをご紹介します。
判断ポイント① 小売業
小売業である事業者が対象となります。スーパー、コンビニ、百貨店、ドラッグストア、ホームセンター、家電量販店、100円均一…など、仕入れた商品を販売している事業者です。
また、主な業種が小売業ではない事業者(製造業やサービス業など)であっても、事業の一部として小売業を行っている場合は対象となります。例えば、製造業の技術を生かしたオリジナルグッズを販売する場合や、飲食店のテイクアウトも含まれています。
判断ポイント② 継続性
頻繁にレジ袋を使う機会のある事業者が対象となります。ただし、フリーマーケットやイベントなど、レジ袋を使い機械が極端に少ない場合は退場買いです。
有料化っていくら?
有料化とはいえ、いったいレジ袋はいくらになったのでしょうか。レジ袋にもいろいろな形や大きさがあります。どのように価格を決めているのでしょうか。
何円でもOK!
レジ袋の価格は、それぞれの事業者が自由に決めて良いとされています。実際に、大手コンビニ3社は「3円(普通サイズの場合)」と価格設定していることを発表しており、エコバッグハウスの近隣のスーパーでは「5円」と価格設定しているところが多い印象です。
ただし、1枚あたり1円未満となるような価格設定は、有料化となっていないとされ認められません。
価格と価値観
きっとお客さまのなかには「3円なら安いしレジ袋を買ってしまおう!」と考える人、「500円は高いしマイエコバッグを用意しよう!」と考える人、さまざまいるかと思います。
いろいろな価値観がありますが、経営者のみなさまがレジ袋有料化をどう捉えているかによって、自由に価格設定してください。
レジ袋の売上はどう使う?
レジ袋有料化ということは、ある意味でレジ袋も商品のひとつということになります。価格設定は自由とはいえ、売上の使途についても考えなければなりませんね。
使途は自由
売上の使途は自由に決めて良いとされています。
ちなみに、セブンイレブンの発表によると、レジ袋の原価との差額は、ペットボトルの回収費用など環境負荷を軽減する活動費用に充てるようです。
イメージアップ効果も?!
売上の使途について、なにか申請などをする必要はありません。でも、せっかくの有料化です。できることならエコ活動に関する費用として充てていただき、その使途をお客さまにもわかりやすくしておくと、イメージアップなどの嬉しい効果にもつながるかもしれません。
以上、有料化の対象となる事業者と価格や売上の使途についてのご紹介でした。
次回は、実際にエコバッグのご注文をいただき即完売した「道の駅・みなみやましろ村」のマイエコバッグをご紹介していきます。お楽しみに!