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オリジナルエコバッグの配色とイメージ

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こんにちは!エコバッグハウスです。

先日、オリジナルのエコバッグなどのノベルティを製作するときの、色の持つイメージや効果について考えました。
<オリジナルエコバッグの色とイメージ>

このときは、単体の色について考えましたが、実際にエコバッグなどのノベルティを製作するときは、本体の色と、ロゴなどの印刷色との組合せで、商品の印象はかなり変わってきます。

今回は、そんな色の組み合わせ(配色)によるイメージや効果について考えて見たいと思います。

 

 

目次

配色とは?

配色とは、2色以上の色の組み合わせのことで、この組み合わせによって、ひとは快い感じをうけたり、不快な感じをうけたりします。

この感覚は、それを見るひとの感情や状況によって変化しますので、客観的な基準はありませんが、色の組み合わせが良いものは、やはり多くのひとに支持されます。

たとえば、展示会での配布用にエコバッグを制作したとき、会場での注目度を高めようとインパクトのある配色にしたとします。
やはり会場での注目度は高いと思いますが、持ち帰って使うとなると、なんだか落ち着かない気持ちになりそうです。
また、使用していただけるターゲットは、若い女性に限られそうです。

逆に、会場での注目度よりも、持ち帰って使用していただくことに重点を置くと、会場でのインパクトは低そうですが、やわらかで、すこし都会的な印象もありますので、ターゲットも、老若男女問わず使用していただけそうです。

 

色の対比

色を単独で見たときにはあまり感じないのですが、ある色をしばらく見たあとで、ちがう色を見たときや、他の色に囲まれたり、隣接したりした色を見たときには、その視覚効果によって同じ色でも見え方が変わることがあります。

ここからは、私が色について学んだときに使用していた、
「カラーコーディネーター入門 色彩 改訂増補版」
著者:大井義雄・川崎秀昭
監修:一般財団法人 日本色彩研究所
発行:日本色研事業株式会社
を参考にさせていただいております。

継時対比

ある色をしばらく見たあと他の色を見た場合、前に見た色の残像が影響して色の見え方が変化する現象です。

たとえば赤色をしばらく見て黄色を見ると、赤色の残像のうすい青緑色が黄色に重なって、黄色は緑みを帯びて見えます。


いかがでしょう。緑みを帯びて見えたでしょうか?

同時対比

他の色に囲まれたり、隣接したりした色を見たときにおこる対比効果や現象です。

1)明度対比

周囲が明るいときには暗く、周囲が暗いときには明るく見える対比効果です。


同じグレーでも、背景が白色の場合は暗く、背景が黒色の場合は明るく見えます。

2)色相対比

色相のちがうふたつの色を並べた場合、いずれも色相環の反対方向へよって見える対比効果です。

・色相差が小さい場合

同じオレンジ色でも、周囲が黄色の場合は、赤みをおびて、周囲が赤いときは赤みをおびて見えます。

・色相差が大きい場合

同じ青色でも、周囲が赤色の場合は、青みをおびて、周囲が緑色のときは赤みをおびて見えます。

3)彩度対比

彩度のちがうふたつの色を並べた場合、彩度の高い色はより高く、彩度の低い色はより低く見える対比効果です。


同じうすめの青色でも、背景がグレーの場合は鮮やかに、背景が鮮やかな青色の場合は濁って見えます。

4)補色対比(補色による彩度対比)

赤色と緑色や青色とオレンジ色のように、補色(色相環の反対側の色)を並べた場合、色の彩度がより高く見える対比効果です。


同じうすめの緑色でも、背景が赤色の場合は鮮やかに、背景が、鮮やかな緑色の場合は、彩度対比によって濁って見えます。

5)色陰現象

周囲の補色が中心の色に重なって見える現象です。


同じうすめのグレーでも、背景が青紫色の場合は黄みがかって、背景が、黄色の場合は青紫がかって見えます。

6)縁辺対比

明るい色と暗い色の境界部分で隣の色の影響を受け、明度差が強調されて見える現象です。


無彩色による明度のグラデーションで、境界部分が一方は明るく、もう一方は影のように明度が下がって見えます。

7)縁辺対比によるイリュージョン

縁辺対比の錯覚(イリュージョン)の一種で、対角線上にラインが浮かびあがって見える現象です。


左側は角の部分では境界線の内側が縁辺対比で明るく感じ、その結果対角線上に白いラインとして浮かびあがって見えます。右側はその逆で、暗いラインが浮かびあがって見えます。

その他の効果や現象

1)ハーマン・グリッド効果

色の四角に白い帯が交差した場合、交差部分はほかと比べて少し距離があります。
そのため対比が弱くなりやや色が付いたように見える現象です。


黒の四角の場合は、やや黒ずんで見えます。

2)エーレンシュタイン現象

格子模様の縦横に描かれた線が交差する手前で途切れている。
この十字部分に本来存在しない明るい円が見える現象です。


このような配置パターンを見ると、全体的な配置から物理的には存在しない輪郭や面を感じます。

3)ネオンカラー現象

格子模様の縦横に描かれた線が交差する十字部分に明るい色をつけると、その色がにじみ出て丸く広がって見える現象です。


左側の図は、色の付いた十字部分に、その色の薄い丸が見えます。
右側の図は色の付いた部分にふたつの輪がにじみ出て見えます。
原理としてはどちらも同じです。

いかがでしょうか?
同じ色なのにちがう色に見えたり、そこに無いはずのものが見えたり。
色の見え方って不思議ですね。

 

 

配色による色の見え方

色はその配色方法によって、見やすくなったり、見にくくなったりします。
その効果を少し考えて見ましょう。

色の視認性

一般的に赤色や黄色は目立つとよく言われますが、『色の視認性』の良否は
1)背景との明度差の大小
2)彩度差
3)色相差
この順に差を大きくとれば色の視認性は上がります。


文字が白色の場合、背景色は明度差の小さい黄色よりも、明度差の大きい青色などのほうが、視認性は高まります。

色の誘目性

単純に目立つ、目立たないではなく、人の注意をひきつける度合いを『色の誘目性』といいます。

一般的に赤色・橙色・黄色などの暖色系は、誘目性が高く、緑色・青色・紫色などの寒色系は低いといわれています。


交通標識は、視認性・誘目性の高い配色が使われています。

進出色と後退色

色が異なると見る人に近付いたり、遠のいたりして見えます。
このように色によって見かけの距離が変化して見えることを、『色の進出・後退』といいます。

一般的に赤色・橙色・黄色などの暖色系は、『進出色』、緑色・青色・紫色などの寒色系は『後退色』で、明るい色が暗い色より進出するといわれています。


赤色を前に配置した左図のほうが、緑色を前に配置した右図よりも、重なっている2色の間隔が離れて見えます。

膨張色と収縮色

図柄の形や大きさが同じでも、色によって大きく見えたり、小さく見えたりします。
このような大きさの知覚の現象は、『膨張色』や『収縮色』といわれています。

同じ大きさ、形の図柄でも、赤色の左図のほうが、青色の右図よりも、大きく見えます。
また、周囲の色が明るいほど図柄の色は小さく見えます。

色についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ「カラーコーディネーター入門 色彩 改訂増補版」をご覧ください。

 

 

イメージに合った配色

それでは、イメージに合った配色を考えてみましょう。

ここからは、私が配色に悩んだときに使用している、
「配色イメージチャート」
著者:南雲治嘉
発行:株式会社グラフィック社
から一部抜粋させていただいております。

ロマンチック Romantic

明るい清色を中心とした配色にします。

 

エレガント Elegant

青紫系・赤紫系・ピンク系の明るい色による配色にします。

 

ナチュラル Natural

中明度のグレイッシュな色を中心とした配色にします。

 

プリティ Pretty

明るい清色を中心とした配色にします。

 

クリア Clear

明るい清色が中心とした配色にします。

 

カジュアル Casual

比較的に彩度の高い清色による配色にします。

 

フレッシュ Fresh

明るい彩度の高い清色を中心に、明度の高い清色をサブ的に組み合わせた配色にします。

 

スポーティ Sporty

最もエネルギーの強い純色を中心とした配色にします。

 

ダイナミック Dynamic

青系を除く純色の配色にします。

 

アバンギャルド Avant-Garde

純色、あるいは彩度の高い清色による配色にします。

 

ゴージャス Gorgeous

明度の低い清色が中心の配色にします。

 

セクシー Glamourous

紫、赤紫、赤の明るい清色を中心とした配色にします。

 

エスニック Ethnic

彩度の高い暗清色を使った組み合わせにします。

 

ワイルド Wild

赤の純色を中心に、くすんだ緑を組み合わせる配色にします。

 

モダン Modern

青緑の純色と明るい青紫を中心とした配色にします。

 

ノーブル Noble

青緑、青、紫を中心として、明るく彩度の高い清色を組み合わせた配色にします。

 

シック Chic

彩度の高い青紫を中心とした配色にします。

 

クール Cool

青系の純色、もしくは清色を使った配色にします。

 

フォーマル Formal

黒に近い明度の青系の色を中心として配色します。

 

ダンディ Dandy

青系と黄系の彩度が高く、明度の低い色を中心にした配色にします。

 

クラッシック Classic

彩度が高く、明度が低い清色を中心とした配色にします。

 

地味な Plain

明度の低い清色と明度の低い濁色との組み合わせにします。

 

悲観的な Pessimistic

深みのある青系、青紫系の色を主とした配色にします。

 

いかがでしょう。
イメージに合った配色は見つかったでしょうか?

今回は2色の配色の一部しかご紹介していませんが、色数がふえてアクセントカラーを使ったりしていけば、イメージをもっと膨らませることも可能です。

みなさまも一度考えてみてください。

また、3色以上の配色や、もっと多くの配色例につきましては、ぜひ「配色イメージチャート」をご覧ください。

 

イメージカラーに合ったエコバッグを探しましょう!

不織布バッグ

不織布のバッグは、色数の多いものでは40色展開されており、鮮やかな色やサイズが豊富なので、用途によって最適なバッグを選んでいただけます。

・人気のある不織布バッグ

不織布A4フラットトート 不織布フラットショルダートート 不織布スクエアトート 不織布 ベーシックトート 75 A4縦

不織布バッグ一覧はこちらから

コットンバッグ・キャンバスバッグ

コットンバッグやキャンバスバッグは、
不織布ほど色数はありませんが、サイズや生地の厚さが豊富なので、用途によって使い分けができ人気があります。

・人気のあるコットンバッグ

A4コットンバッグ 【ナチュラル】 コットンバッグ(M) 【ナチュラル】 コットンバッグ(L) 【ナチュラル】 A4コットンバッグ

コットンバッグ一覧はこちらから

・人気のあるキャンバスバッグ

キャンバストート(M) 【ナチュラル】 キャンバストート(S) 【ナチュラル】 キャンバストート(S) ライトキャンバスバッグ(M)マチ付 【ナチュラル】

キャンバスバッグ一覧はこちらから

 

まとめ

イメージに合った色のエコバッグとロゴとの配色を見つけることはできたでしょうか?

配色に迷ったときは、このブログを見ていただき、参考にしていただければと思います。

みなさんが考えた配色でデザインされたデータがエコバッグハウスに届き、オリジナルエコバッグとして商品化され、手にされたユーザーの方々が笑顔で喜ばれることを願っています。

 

 

参考文献

「カラーコーディネーター入門 色彩 改訂増補版」
著者:大井義雄・川崎秀昭
監修:一般財団法人 日本色彩研究所
発行:日本色研事業株式会社

「配色イメージチャート」
著者:南雲治嘉
発行:株式会社グラフィック社

 

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