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デニム生地の洗濯方法 ~お手入れのポイントと色落ちを抑える裏技まで~

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こんにちは!エコバッグハウスです。

みなさんの周りには、デニム生地を使用した衣類やバッグなどさまざまな商品があると思います。
デニム生地といって真っ先に思いつくのはやはりジーンズではないでしょうか。
ジーンズは丈夫で長持ち、老若男女を問わず人気があります。

そんなジーンズに代表されるデニム生地ですが、お手入れはどうされていますでしょうか?

今回は、そんなデニム生地のお手入れのポイントについて考えたいと思います。

 

 

デニム生地とは?

デニム生地とは、経糸にインディゴ染料によって染色された紺色の糸を、緯糸に染色加工をしていない白い糸を使用して綾織りされたコットン素材の織布のことです。

経糸3本に緯糸1本の割合で織り、生地の裏側には白いヨコ糸が多く出るのが特徴となります。

ジーンズに使用されることが多いですが、鞄や財布、ソファなどの表地などにも使用されています。

インディゴ染料とは?

インディゴ染料とはコットン製品の服や、ジーンズなどに使用される藍色の染料で、繊維に強く定着しないため、長期間の着用や洗濯で徐々に色が落ちていきます。

世界中で実に10億本以上のジーンズがインディゴ染料で染められていることから、主な用途としてはジーンズの染料ということになりますが、ウール素材の生地を深い藍色に染めることにも使用されてきました。
そのほかには、食品添加物や着色料としても使用されています。
また、大きな特徴として『不溶性』ということがあり、絵の具などの顔料としても使用されています。

天然のインディゴ染料は大部分が熱帯植物のコマツナギ属から採取されますが、現在では、ほぼ全てのインディゴ染料が合成で作られています。
天然のインディゴ染料には不純物が多く、染めムラができてしまいますが、合成のインディゴ染料には不純物が無いため鮮やかに染め上げることができます。

また、天然のインディゴ染料にはピレスロイドという成分が含まれており、蛇よけや虫除けなど、多少の防虫効果があります。
しかし、合成のインディゴ染料には不純物が無いためピレスロイドも含まれておらず防虫効果はありません。

 

デニム生地を洗う頻度

さて、みなさんは、どれくらいの頻度でデニム(ジーンズ)を洗うでしょうか?

「汚れや、匂いが気になったら洗う」という意見が一番多いようです。
その他には、「着用のたびに毎回洗う」や「2~3回着用したら洗う」という意見や、「1ヶ月に一度」、「3ヶ月に一度」、「半年に一度」、「1年に一度」洗うといった感じです。
また、少数ですが、「洗わない」という意見もあります。

洗わない方や、洗濯回数が少ない方は、「洗うと色落ちするから」や「洗うと痛みやすいから」という理由が多いようです。

「洗うと色落ちするから」という意見は、確かにデニム生地は洗うと色落ちします。
これは避けようがない事実ですが、実は洗わなくても着用しているうちに徐々に色落ちはしていきます。
逆に、この色落ちを楽しむ為に洗うという方もいるようです。
この色落ちについては、後でご説明させていただきます。

しかし、「洗うと痛みやすいから」という意見は、本当にそうなのでしょうか?

デニム生地は毎回洗うと痛みやすくなる?

確かに、洗濯方法や洗濯回数、混紡されている素材によっては痛みやすくなることはあります。

かといって、洗濯しないでおくと、ジーンズに汗や皮脂が付くことによって雑菌が繁殖し、その結果、生地が弱ってしまい破れやすくなったり、変色したりと、逆に状態が悪くなり生地の寿命を縮めてしまいます。

また、洗わずにはき続けていると生地の繊維が伸びてしまい劣化が進みます。
適度に洗濯することによって、繊維が元に戻り長持ちさせることが可能です。

もちろん洗いすぎはよくないのですが、「汚れや、匂いが気になったら洗う」程度には洗濯しましょう。
目安としては、夏場は2週間に一度、冬場は1ヶ月に一度程度ではないでしょうか。

 

デニム生地を『色落ちさせる裏技』と『色落ちしにくくなる裏技』

やはりジーンズなどのデニム生地は、『色落ちさせる』か『色落ちさせない』かは、好みの問題ですが、その色の変化を楽しみ、世界に一つしかないオリジナルのものに作りあげていける数少ない素材です。

ご自分の好みの色落ちを楽しんでもOKですし、色落ちを最小限に留めるよう工夫してもOKです。

どちらにせよ愛着を持って扱っていけば、これ以上ないほどの“おしゃれアイテム”になるのではないでしょうか。

そこで、ご家庭でも簡単にできる『色落ちさせる裏技』と『色落ちしにくくなる裏技』をご紹介させていただきます。

デニム生地を手軽に色落ちさせる裏技

デニム生地の色落ちは、摩擦によって進みますので、意図的に生地を擦ることによって色落ちを促進させることが可能です。

メラミンスポンジを使う

昔はたわしを使っていましたが、最近はメラミンスポンジという便利なものがホームセンターや百円均一ショップで売っています。
霧吹きなどで軽くデニム生地を湿らせ、色落ちさせたいところをメラミンスポンジで擦ります。
するとメラミンスポンジにインディゴ染料がついていき、色落ちを実感することができます

作業が終われば、水洗いして乾かせば完了です。

周辺の床や、ご自分の指先がインディゴ染料で染まってしまうことがありますので、作業スペースに新聞紙などをひき、手袋をして作業することをオススメします。

デニム生地が色落ちしにくくなる裏技

デニム生地は洗うと色落ちしますし、着用していても色落ちします。
その色落ちを無くすことはできませんが、色落ちしにくくすることは可能です。

酢と塩に浸ける

洗濯桶の中にジーンズが十分につかるくらいの水を入れ、酢大さじ1杯と塩大さじ1杯を加え混ぜ合わせます。
そこにジーンズを30分~1時間程度浸け置きします。
あとは次に説明させていただく色落ちしにくい洗い方で洗濯すれば完了です。

なぜ酢と塩に浸けることが有効かといえば、ほとんどの衣類用洗剤は、アルカリ性で油分を落としやすく作られています。
そのため同じ油分であるインディゴ染料も一緒に落としてしまいます。
酢を加えることによって、洗剤のアルカリ性を中和し、インディゴ染料を落ちにくくする効果があります。
また、塩の塩化ナトリウムという成分には繊維にインディゴ染料を定着させる効果があり、色落ちをさらに防いでくれます。

 

 

デニム生地の色落ちしにくい手洗い方法

まず、洗濯桶の中にジーンズが十分につかるくらいの水を入れ、おしゃれ着洗剤などの中性洗剤を溶かしつけます。
このときお湯を使うと色落ちや縮みがおきやすくなりますので必ず水を使いましょう。

次にジーンズを10分ほど浸け置いて洗濯水を浸透させます。
そうすることで、インディゴ染料に加え、黒っぽい汚れが落ちて出てきます。

洗濯桶の水を2~3回入れ替えて洗剤の泡が無くなるくらいまですすぎます。
このときにジーンズを擦ってしまうと色落ちの原因になりますので注意してください。

最後に洗濯機で1~2分水がたれ落ちなくなるまで脱水をします。
このとき洗濯層に沿わせるように入れれば、余分なシワがつくのを防げます。

 

デニム生地を洗濯機で洗う際のポイント

まず最大のポイントは、他の衣類と一緒に洗濯しないことです。
何度もお伝えしていますが、デニム生地は色落ちしますので他の衣類に色移りしてしまいますのでご注意ください。
逆にそのことを利用し、色落ちの進んだジーンズと新しいジーンズを一緒に洗うことによって、色が少し戻ることがありますので試してみるのもいいと思います。

次に、洗うときはジーンズを裏返して、ボタンやチャックは閉めて洗います。
色落ちを進めたいときは、表向きでもいいですが生地同士が擦れて予期せぬ色落ちが発生することもありますので注意してください。

洗濯水は、色落ちを防ぎたいときは水を、色落ちを進めたいときはお湯を使います。
洗剤はおしゃれ着洗剤などの中性洗剤を使用し、洗いや、すすぎ時間はできるだけ短く設定しましょう。

ダメージジーンズなどを洗うときは必ず洗濯ネットに入れて洗います。

 

デニム生地を干す際の注意点

ジーンズを干すときの注意点ですが、脱水が終わればまずシワを伸ばします。

乾燥機は、縮みの原因になり、生地を傷めることにもなりますので使用しません。

干すときは、ジーンズは裏返したまま、裾を上にしてピンチハンガーでジーンズに空気が入るようにして干せば乾きやすくなります。
また、裾を上にすることで下に引っ張られる感じになりますので縮みが防げます。

ジーンズは直射日光で色褪せてしまいますので、室内で干すのがオススメですが、外で干す場合は、直射日光は避け、風通しのよい日陰に干しましょう。

 

デニム生地を使用したソファのお手入れ方法

ソファの場合、ジーンズのように色移りすることは少ないです。
一般的にはソファの用途を考え、衣類に色移りがしないような加工が前処理として施されているからで、濃い色のデニム生地が少ないのもその理由のひとつです。

しかし、私たち一般ユーザーには残念なことですが、一部の粗悪品には色移りがしないような加工がされていないものもあるようですのでご注意ください。

さて、お手入れ方法ですが、まずは掃除機を使用しホコリを取り除きます。
その際、ひじ掛けや背もたれと座面の隙間にホコリや小さなゴミが溜まりやすいので注意しましょう。

次に拭き掃除ですが、まず中性洗剤を水でうすめ溶かしつけます。
柔らかい布をその液に浸して軽く絞ります。

ソファの表面をトントンと軽くたたくようにして汚れを落としていきます。
力を入れて擦ると汚れが繊維の奥へ入り込んだり、色落ちの原因になったりしますのでご注意ください。

汚れが浮いてくれば、乾いた布などで汚れを吸い取ります。

固く絞った布で洗剤が残らないように拭き取って自然乾燥させます。
このときドライヤーなどを使用すると生地を傷めてしまいますのでご使用にならないようにしてください。

最後に、繊維の毛並みをそろえて完了です。

 

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まとめ

いかがでしたでしょう。

ほとんどがジーンズのお話になってしまいましたが、デニム生地のお手入れのポイントお分かりいただけたでしょうか。
これを期に、いままでジーンズを洗濯機に突っ込んで洗っていた方も、手洗いに挑戦してみてはいかがでしょうか。
意外と簡単で、手間や時間もかかりませんし、手洗いすることでさらに愛着が出ますのでオススメです。

また、洗濯される際は、洗濯表示を確認し、表示に沿って洗濯するようにしてください。

このブログを参考にしていただき、少しでもお役に立てれば幸です。

 

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