こんにちは!エコバッグハウスです。
お買い物や気軽なお出かけに活躍するエコバッグ。
毎日のように使うという方も多いのでは?
古着から作れる簡単なエコバッグは、ソーイングが初めての方にもオススメです!
もう着られなくなったシャツやブラウスを利用して、エコバッグにリメイクしてみませんか?
ボタンやポケットなどもアクセントになりますよ。
アイデア次第で、いくらでも自分流のアレンジが楽しめます。
今回は、簡単なエコバッグの作り方やリサイクルのアイデアを、ご紹介していきたいと思います。
エコバッグの魅力とメリット
エコバッグは、毎日の買い物袋として大活躍しています。
畳んでどこへでも持ち歩けるのが便利ですが、エコバッグのメリットはそれだけではありません。
レジ袋の消費を減らせる
そもそも、エコバッグという名称が生まれたのは90年代の初め頃です。
お客が買い物袋を持参することで、レジ袋の消費を節約しよう!という、環境保護運動のひとつとして始まりました。
英語では「リユーザブル・バッグ(Reusable bag)」とも呼ばれています。
環境にも優しく、とても便利なエコバッグ。
現在では、生活の中にしっかり根付いた存在として、定着しています。
買い物をする時に特典がある
スーパーなどでは、マイバッグを持参すると、料金が割引になったり、ポイントが付いたりと、いろいろな特典が用意されていることがあります。
その他に、レジ袋に課金するスーパーも出てきているので、エコバッグの使用率はますます高くなっています。
いろいろなデザインが楽しめる
2008年頃にエコバッグがメディアで大きく取り上げられ、ブームが起こりました。注目が集まり、企業やお店のノベルティや、雑誌の付録として、頻繁に採用されるようになりました。
それまでは、茶色や黒っぽい色など、渋めのデザインが多かったエコバッグですが、若い女性たちにも手に取りやすい、おしゃれなバッグも登場しました。
カラフルなバッグや可愛いデザインのバッグなど、種類が爆発的に増え、今も人気は衰えていません。
リサイクルの布素材を用いたエコバッグの作り方
ここからは、古着や手ぬぐいなどをリメイク(またはリフォーム)して、エコバッグを作る方法を解説していきたいと思います。
リメイクにおすすめな布素材
自宅に余っている布地があれば、ぜひハンドメイドで、かわいいエコバッグにリメイクしてみましょう!
どんな布でもバッグになりますが、とくにコットン(綿)100%の生地は、汚れにも強くて耐久性があり、エコバッグに向いています。
・シャツ
・ブラウス
・ワンピース
・スカート
・着物
・バンダナ
・手ぬぐい
・子供服
市販ではナイロンやポリエステルといった、化繊のエコバッグが主流ですが、この機会にぜひ、天然素材の古着や古布を使って、エコバッグに仕立ててみてくださいね。
古着からリメイクするエコバッグの作り方
たとえば、コットンブラウスをエコバッグにリメイクしてみてはどうでしょう?
ブラウスの襟と袖をカットし、裾もまっすぐになるようカットして、縫い合わせるだけの簡単な作り方をご紹介します。
材料
・コットンブラウス1枚
・ゴムテープ
・バイアステープ(同じ布で手作りも可能です)
道具
・裁ちバサミ
・ミシン
・まち針
・まつり縫い用の糸と針
・アイロン
作り方
(1) ブラウスの襟ぐりと袖ぐりをカットします。
バッグの持ち手と口になるよう、U字型に深めのカーブを描くように切ります。
(2) 左右の前タテ部分を縫い合わせます。
ブラウスのボタンをつけたままでOKです。ボタンの両側を2列に縫うといいでしょう。
(3) バッグの持ち手と口になるU字型カーブを、三つ折りミシンかバイアステープで始末します。
バイアステープをくるむ場合は、テープをきつめに合わせます。
外回りはつれるようにします。手縫いでまつり縫いをしていき、ゴム通し口を縫い残します。
(4) バッグの底を作ります。
先に、ブラウスの裾が一直線になるようカットしておきます。
前身頃と後ろ身頃を2枚合わせて、バッグの底になるよう中表に縫い合わせます。
縫う時は、縫い代を1cm取り、ジグザグミシンで始末するといいでしょう。
なお、ジグザグミシンは、「ジグザグ縫い」「ジグザグステッチ」とも呼ばれ、端の処理に使われます。
(ロックミシンも同じ意味で使われることがあります)
ジグザグミシンの機能がない時は、袋縫いで端を始末します。
(5) バッグのマチを作ります。
まずは裏側から、後ろ身頃が前にくるように、バッグの底を折ります。
5cmから7cm程度のマチになるよう、折り目をつけるといいでしょう。
両脇の内側を直線に縫うと、簡単にマチが作れます。
(6) 表に返し、バッグの口にゴムを通します。縫い残しを縫い留めれば完成です!
服の形を利用してバッグに仕立てるので、型紙なしで仕上がります。
タンクトップや袖なしブラウスなら、袖のカットも必要ありませんね。
いろいろな古着を利用して、オリジナルのアレンジを楽しんでください。
仕上がりサイズは、元の洋服の大きさによりますが、だいたい縦50cm×横40cm以上あれば、エコバッグとして使いやすいです。
布以外の素材でのエコバッグの作り方
次に、古着以外の素材を用いてエコバッグにする方法をご紹介していきます。
布以外でエコバッグにおすすめの素材
たとえば、次のような素材でバッグを作ってみませんか?
・傘
・シャワーカーテン
・新聞紙
・和紙
傘やシャワーカーテンなど、水をはじく素材はエコバッグ向きです。
汚れに強く、雨の日でも活躍します。
市販のエコバッグと似たようなイメージで作ることができます。
濡れたタオルなどを入れる時も便利です。
買い物に限らず、レジャーやスポーツのような場面でも使えそうですね。
新聞紙や和紙など、リサイクル用紙を用いたバッグも、人気が高まっています。
傘などの素材を用いたエコバッグの作り方
ここからは、傘やシャワーカーテンのような耐水性のある素材で、エコバッグを作る方法を解説します。
長方形に持ち手を付けるだけのタイプのバッグは、初心者にも作りやすくて簡単です。
材料
・傘の布地部分(またはシャワーカーテンなど、耐水性の布)
・持ち手用ナイロンテープ 2本(同じ布地で手作りも可能です)
道具
・ハサミ
・ミシン
・まち針
・針と糸
作り方
(1)傘を解体して布地を分け、広い面積になるよう縫い合わせます。
50cm×110cm程度の長方形にカットします。
(2)中表に二つ折りして、約1cmの縫い代を取り、両脇を縫い合わせます。
(3)マチを作ります。
底の角を三角に折り、マチの線を直線で縫っていきます。
左右の角を同じようにします。
(4)外表にしてバッグの口部分を縫い、持ち手を付けたら完成です!
このように、作り方はとてもシンプル。
布地違いや色違いで作ってみたり、ポケットやボタンを付けてみるのもいいですね。
コットン素材のオススメエコバッグ
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
まとめ
いかがでしたでしょう。
古着や傘など、いろいろな素材でエコバッグを作ってみませんか?
きっと、ハンドメイドならではの楽しさを味わうことができますよ。
自宅にある素材を工夫して使い切ることで、本来の意味での「エコ」も実現できそうですね。
このブログが少しでも参考になれば幸いです。
参考文献
「どんな布も生かすリメイク」(角川SSCムック 毎日が発見ブックス)
出版社:角川SSコミュニケーションズ