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コットンとは? ~肌に優しい天然素材のメリットと長持ちさせる方法~

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こんにちは!エコバッグハウスです。

バッグや洋服など、みなさまの身近にたくさん使われている素材であるコットン。
今回はその「コットン」のメリットと長持ちさせる方法について考えてみたいと思います。

 

 

コットンとは?

コットン(cotton)とは、日本語では綿(木綿)のことを指します。

コットンは 綿の種子の周りにつく綿毛(綿花)を収穫して作られる天然素材です。
コットンボール(綿の実)と呼ばれる実が割れて中から真っ白な綿が飛びだしてきます。
実際にその姿を目で見るとふわふわとしていてかわいらしく、感動すら覚えます。

コットンは生産地やその繊維の長さによって、4種類にわけられており、一番繊維の長いものは細くしなやかで高級綿とされています。

短繊維綿 中繊維綿 長繊維綿 超長繊維
長さ 20.6ミリ以下 約21~28ミリ 28.6ミリ以上 長繊維綿の中でも35ミリ以上のもの
種類(種類) インド綿・パキスタン綿など アメリカ綿・旧ソ連綿など エジプト綿・アメリカ産スーピマ綿・海島綿など 同左
用途 布団・わた 衣料素材(世界の綿の90%を占めている) 高級衣料品素材 高級衣料品素材

オーガニックコットン

環境や労働者の健康などに配慮して、通常使用される化学肥料や農薬、殺虫剤などの薬剤を一切使わずに有機栽培されたもので、自然や環境にやさしいコットンです。
有機栽培に認証されるには3年間化学肥料や化学農薬を使っていない農地で栽培するなど、普通のコットンとは違い厳しい基準があります。

カラードコットン

綿花そのものに天然の色がついているコットンです。
もともと色がついているので、化学染料などで加工する必要がなく、環境にやさしくエコな素材と注目されています。
ただし自然の色のためブラウン系やグリーン系など色数は限られています。

 

コットン生地のメリット

吸水性

コットンは天然素材なのでそのメリットの主なものはなんといっても、吸水性に優れていることです!汗や水分を吸収して外にだしてくれます。

静電気

吸水性に優れているがゆえに、静電気がたまりにくいというメリットがあります。

強度

湿強度(水分を含むと強度が増す)が強いので何度も洗濯しても生地が傷みにくいため生地が長く持ちます。

染まりやすさ

綿は色が染まりやすいという特徴があります。
例えば白い生地が黄ばんできた時も、漂白剤などを使用すれば元の白に戻しやすいというメリットがあります。

肌ざわり

微細な繊維のため、刺激が少ない素材なので、肌着や下着によく使われています。
肌触りもいいので、敏感肌の人や赤ちゃんにおすすめです。

夏は涼しくて冬あたたかい

綿繊維はとても微細な繊維なので、吸水性が高いのが特徴と書きました。
そのため、コットン製品の内と外の温度の差が生じると、内側の水分を吸い取って、外側へ出そうとする性質があります。
その時に、発生した熱を奪うので(気化熱)夏には涼しく感じます。
また、綿の特徴として繊維の中心が空洞になっているという事があります。
そのため、熱伝導率が低く、いったん温まった熱が放出されにくいので冬あたたかいというメリットがあります。

 

 

コットン生地のデメリット

縮みやすい

メリットのところでも書きましたが、繊維の中心が空洞になっているので、水分を含みやすく水分を含むとふくらみます。
それが乾くと水分を含む前より縮んでしまうというデメリットがあります。

しわになりやすい

天然素材なので、水分を多く含んだり、長く圧力がかかったりすると、しわになりやすいです。

かわきにくい

びっしょりと汗などをかくと、化学繊維に比べると速乾性は劣ります。

耐候性

長時間の直射日光や、紫外線を浴びると黄ばみがでてきて強度も低下してしまいます。

毛羽立ち

日常的な摩擦(洗濯や着用など)により毛羽立ちやすいです。

 

コットン生地のお手入れ方法

メリット、デメリットのところで書きましたように、コットン製品は吸水性があり、縮みやすく、しわになりやすく、直射日光に長時間あたると、黄ばみやすいという特徴があります。
また、洗濯をするときは手早く、丁寧に、を心がけると、長持ちさせることができます。
製品によっても、同じコットン製品でも、手洗いをした方がいいもの、洗濯機で洗えるものがあります。
その点に注意してお手入れしていくとよいでしょう。

洗濯表示の確認

まずは、洋服の洗濯表示を確認しましょう!
そして、その表示に従って、洗濯機で洗う、手洗いする、それからクリーニング店にお願いする、などを選びましょう。
おしゃれ着のようなものは、洗濯機を使う場合でも、ネットに入れて弱で洗います。

コットン製品のお手入れのポイント

・シワになりやすいので、脱水は短めにする。
・干す前に一度畳んで、小じわを伸ばすためにしっかりたたく。
・干すときに一度振りさばいて、大ジワをのばしてほす。
・出来れば陰干しにする。

 

コットン素材のオススメエコバッグ

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

私たちにとってとても身近な素材、コットンとはどんな素材なのか?どんな特徴があるのか?など、お分かりいただけたでしょうか。

このブログを参考にしていただき、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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