トートバッグの洗濯方法 ～シワを防ぐ洗い方と洗濯機使用時の注意点～

こんにちは！エコバッグハウスです。

トートバッグを洗濯機でガンガン洗ってしまってシワシワになってしまったことはありませんか？

今回は、トートバッグのシワを防ぐ洗い方と洗濯機使用時の注意点について考えてみたいと思います。

そもそも洗濯しても大丈夫？

大小さまざまなサイズと種類があって、使い方によってはいろいろな洋服にも合わせやすいトートバッグ。
しかも、丈夫な素材でできているので手軽に使えてたいへん重宝しますよね。
トートバッグはナイロンやキャンバス地で作られているものが多いので、ほとんどのバッグはご家庭で洗濯できます。

ただ、型崩れしてほしくないものや、ロゴやイラストがプリントされていたり、撥水加工がされているもの、色落ちしたりしやすい生地の場合は部分洗いなどにしておいて、なるべく全体を洗濯しない方がいいでしょう。

それから、色移りが気になるものや、持ち手が皮などのデザインのものはクリーニング店など、プロにお任せするのも、ひとつの方法です。

普段のお手入れのコツ

① 普段使いにしているトートバッグでも、定期的に中身を全部だして、ほこりなどがたまりやすい底部分や、縫い目のところなどを中心に柔らかいブラシを使って、ほこりや汚れをブラッシングして落とすようにします。

② 持ち手の皮脂汚れなど、気になった時に薄めに中性洗剤を溶かしたものをタオルなど布に含ませて、叩くように拭きます。
さらに、タオルを水に浸し固めに絞って拭きあげます。

上記の2点などを定期的にするといいでしょう。

★中身を入れっぱなしにして床などに置いておくと、黄ばみや汚れが原因となってしまいます。
特にお気に入りのバッグは毎日使う方も多いと思いますので、注意してください。

では、実際に自分で洗濯する場合のやり方を見てみましょう。

トートバッグを洗濯する際に用意するもの

・水
・中性洗剤
・固形石鹸
・歯ブラシ（使い古しで大丈夫です。）
・洗い桶
・タオル

トートバッグの洗濯の仕方

・トートバッグを洗う場合は型崩れや色落ち防止のために、基本的には手洗いをお勧めします。
特に、初めて洗う時は洗濯機だと風合いが変化してしまうこともありますので、手洗いの方がいいでしょう。

・まず、部分的に黒く汚れているところがあれば消しゴムを使って黒ずみを削ります。
ただ、こすりすぎは禁物です。やさしくしてあげてくださいね。

・トートバッグが入る大きさの洗い桶などに水を張り、おしゃれ着洗い専用の中性洗剤を少量入れて薄めの洗濯液を作ります。
トートバックの主な汚れは外の土埃と、持ち手などにつく皮脂汚れなので、中性洗剤で十分落とせます。
頑固な汚れは、歯ブラシと固形石鹸などを使って、部分洗いを先にしておきましょう。

・気になる汚れを先に落としたら全体を洗濯液につけ、押したり浮かせたりを繰り返す「押し洗い」をします。

・洗濯液をすてて、新しい水を張りすすぎます。
何度か水を変えてしっかりとすすぎます。

・軽く手で絞り、上下左右に引っ張って形を整えシワを伸ばすようにパンパンと叩きます。

・タオルに挟んで十分に水気をとります。

トートバッグを干す際のポイント

シワをなるべくとってから干す

シワを取らずに干してしまうとシワシワの状態で仕上がってしまいます。
干す前に、あらかじめ形を整えてからパンパンと叩いたり、軽く上下左右に引っ張ったりしてシワをなるべくとってから干しましょう。

ハンガーを2本使う

2本のハンガーの1本ずつに左右の持ち手を掛けて広げて干します。
中に風がよく通り、早く乾くのと同時に型崩れも防ぎます。

必ず、陰干しにする

コットン素材で出来ているものも多いのでお日様に長時間当たっていると、黄ばみがでたり繊維が傷んだりするので風通しのいい場所で必ず陰干しにします。

洗濯機を使う際の注意点

基本的には手洗いがお勧めですが、すでに何度も洗っていて丈夫なものや、洗濯機で洗って変化する風合いを楽しみたい場合や、忙しくて手洗いができない場合などは洗濯機を使って洗うこともできます。

洗濯機を使う場合でもやさしく洗ってくれる弱にして「手洗いコース」、「ドライコース」を使うといいでしょう。
洗濯物はトートバック単独にして、洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使います。
ポイントはすすいだ後、脱水はかけずに手で軽く絞ってタオルで挟んで水分とることです。
手洗い同様、いわゆる「タオルドライ」で仕上げます。