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通園バッグの作り方 ~ひと手間加えてさらに使いやすい通園バッグに~

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こんにちは!エコバッグハウスです。

できれば、子どものために通園バッグを手作りしてみたい!
でも、お裁縫はニガテだし、自力ではちょっと難しいかも…

そんなふうに迷っているママさんたちも、あきらめなくて大丈夫。
実は、ミシンに慣れていなくても、意外と簡単に作ることができるんです。

お子様の入園や、新しく習い事を始める機会に合わせて、ぜひハンドメイドの通園バッグやレッスンバッグに挑戦してみましょう!

通園バッグの作り方を、初心者にもわかりやすいように解説していきます。

 

 

通園バッグにおすすめの生地とは

入園グッズで、初めに用意しておきたい通園バッグ。

お子さまでも持ちやすい、軽くて丈夫なバッグにするには?
通園バッグにおすすめの生地をご紹介していきます。

キルティング

通園バッグの定番として人気が高いのが、キルティング生地です。

キルティングとは、表布と裏布の間にワタなどの芯をはさみ、刺し縫いをして1枚の布に仕立てたものです。

芯が厚くて丈夫なので、少しくらい重たい物を入れても型崩れしません。

衝撃を吸収する効果もあり、小さな園児に持たせても安心ですね。

洗うと縮みやすい生地もあるので、その点は注意が必要です。

厚手・中厚手のコットン生地(帆布・オックスなど)

帆布は、トートバッグによく使われる厚手のコットン生地です。
通園バッグにもおすすめです。

オックス生地は「ななこ織り(魚子織り・斜子織り)」とも呼ばれます。
2本以上の糸を数本ずつ引き揃えて織る「変わり平織り」の布のことです。

厚手のYシャツによく使われる生地で、バッグに使用しても丈夫に仕上がります。

オックスはしわになりにくく、ソーイング初心者にも縫いやすくて、おすすめの生地です。

キルティング生地の切り方のコツは?

キルティング生地は、布の上からステッチをかけて縫い合わせてあるのが特徴です。

そのため、このステッチの糸がほつれてくると、表布と裏布、その間のワタが、バラバラになってしまいます。

キルティング生地を裁断する時は、ステッチを目安にハサミを入れると切りやすいです。

また、端からほつれてくることがあるので、布を切ったらロックミシンなどで端の処理をしておくと、その後の作業が楽になります。

 

通園バッグの作り方

それでは、実際に通園バッグを作ってみましょう!

シンプルな手提げタイプのバッグを、裏地付きで作る方法をご紹介していきます。

裏地を付けるとバッグが丈夫になりますし、チラッと見える裏地の柄がアクセントになって、とても可愛く仕上がりますよ。

通園バッグを作るために必要な道具・材料

道具

・型紙
・定規(またはメジャー)
・チャコペン(色鉛筆などでもOK)
・裁ちバサミ
・まち針
・ミシン
・アイロン

材料

・バッグ本体用の布 (縦65cm×横45cm程度の長方形の布)
・バッグ裏地用の布 (本体と同じ)
・持ち手用の布テープなど (35cm以上のものを2本)
・ミシン用の糸

基本的な通園バッグの仕上がりサイズは、縦30cm×横40cm程度が目安です。
持ち手の長さは、30cm以上あるといいでしょう。

通園バッグの作り方

(1) 型紙に合わせて、バッグ本体用の生地と、裏地用の生地を裁断します。

それぞれ、できあがりサイズの周りに1cm程度の縫い代を取るようにします。
柄に上下がある場合は、柄の向きに注意してカットします。

(2) バッグの口に、持ち手を縫い合わせます。

まず、本体用の布を表地が上になるように広げて置きます。
バッグ上部の辺の中心から、左右にそれぞれ6cm程度の位置に、布テープの端が来るように置き、まち針で留めます。

ミシンで持ち手を本体に縫い合わせます。
直線縫いでOKです。

縫い始めと縫い終わりには、0.5cm程度の返し縫いをしておきます。
(3) バッグ本体用の布と、裏地用の布を縫い合わせます。バッグ上部(袋の口となる側)から縫っていきます。
まず、両方の布地を、中表になるよう重ねて置きます。
まち針で留め、バッグの口となる辺を2つとも縫い合わせていきます。

縫い終わったら、軽くアイロンをあてます。
縫い合わせた部分の縫い代を、左右に開くように、折り目をつけておくといいでしょう。

(4) バッグの側面を縫っていきます。

布地を広げ、先ほど縫ったバッグ上部が中央にくるように置きます。
バッグ本体用の布と裏地用の布を、それぞれバッグの仕上がりサイズになるよう、半分に折り重ねます。

バッグ側面の縫い代をまち針で固定し、ミシンで直線に縫っていきます。

この時、裏地の途中で15cm程度を縫わないままにして、返し口を開けておきます。
本体用に、厚手の布地を使用している場合は、やや大きめに返し口を取りましょう。

縫い終わったら、また縫い代を左右に開くようにして、アイロンをあてます。

(5) バッグの底にマチを作ります。

たとえば、マチとなる長さが3cmの場合、底辺が3cmの二等辺三角形になるよう、マチの線にチャコペンなどで印を付けます。

同じ辺にあるマチを重ねて、ずれないようにまち針で留め、マチの線をミシンで直線に縫います。

丈夫に作りたい時は、数mm上も直線に縫い、マチの縫い線を2列にします。

(6) 返し口から手を入れて、本体用の布を引き出すようにして、表に返します。

返したら、バッグの形に整えるようにして、アイロンをあてておくといいでしょう。

(7) 外表になった状態で、バッグの口をぐるりと一周縫います。

また、返し口を閉じるために縫い合わせます。

最後にアイロンで形を整えたら、通園バッグの完成です!

 

 

ひと手間加えてさらに使いやすい通園バッグに

通園バッグをさらに使いやすくしてみませんか? いくつかのアイデアをご紹介します。

ポケットを付ける

もっと便利に使うため、ポケット付きのバッグはいかがでしょう。

外ポケットもワンポイントになって可愛いですし、内ポケットもいいですね。
ミニタオルなどの小物を入れておくと、小さなお子様でも簡単に出し入れできます。

ファスナーを付ける

バッグの口をファスナーで閉じられるようにしてみませんか?

乗り物で移動することが多い場合など、中身がこぼれなくなり安心です。

2種類の布をはぎ合わせる

バッグ本体用の布を、途中で切り替えるデザインも人気があります。

2種類の布をはぎ合わせるので、丈夫でおしゃれに仕上がりますよ。

 

手提げ以外の通園バッグの作り方

通園バッグには、ショルダーバッグ型やナップサック型などもあります。

ナップサック型の通園リュックを、巾着型で作る方法をご紹介します。体操袋にも使用できて便利ですよ。

通園リュックを作るために必要な道具・材料

道具

・型紙
・定規(またはメジャー)
・チャコペン(色鉛筆などでもOK)
・裁ちバサミ
・まち針
・ミシン
・アイロン

材料

・バッグ本体用の布 (縦40cm×横30cm程度の布を2枚)
・肩紐用の綿ロープなど (長さはお子様の身長に合わせて)
・布テープ(幅2cm×長さ6cm程度を2本)
・ミシン用の糸

必要があれば…

・ポケット用の布

通園リュックの作り方

(1) 型紙に合わせて生地を裁断します。周囲に1cm程度の縫い代を取るようにします。

柄に上下がある生地を使用する場合は、柄の向きに注意してカットして下さい。

(2) 生地を縫い合わせてリュックの形を作ります。

まず、リュック本体用の布を中表に合わせて置き、まち針で留めます。

ミシンで、リュックの両方の側面を縫っていきます。

この時、入れ口に近い側から、あき止まりまでは、縫わずにそのままにしておきます。

(3) 次に、リュックの底側を縫い合わせます。縫い代を直線に縫えばOKです。

(4) 縫い終わったら、脇の縫い代を左右に割るようにして、アイロンをかけて折り目をつけます。

リュックの口の開く部分を、まち針で留めてミシンで縫います。

(5) リュックの口に、肩紐の通し口を作っていきます。

まず、入れ口の開く部分を上から数cm折り返して、アイロンをかけます。
(肩紐が通る充分な広さがあるか、確認しておきましょう)

縫う箇所をまち針で留め、肩紐を通す部分の内側と外側を2列に縫います。

縫い終わったら、リュックを表に返します。

(6) リュックの底側に肩紐を通すための輪を作ります。

両脇の底に近い位置に、それぞれ二つ折りにした布テープを縫い合わせます。

バッグの口から底側の輪に肩紐用の綿ロープを通したら、通園リュックの出来上がりです!

 

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まとめ

いかがでしたでしょう。

通園バッグを手作りするのは難しそう、と感じている方も多いかもしれません。

でも、思っているよりもずっと簡単に作ることができます。
ソーイング初心者の方も、ぜひ取り組んでみてくださいね。

このブログが少しでも参考になれば幸いです。

 

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