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キャンバス生地の特徴とは? 生地のお手入れ・洗濯方法

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こんにちは!エコバッグハウスです。

トートバッグや絵を描くキャンバスなど、さまざまな商品に使用されているキャンバス素材。
とても身近にある素材のひとつですが、皆さんはその特徴などをご存知でしょうか?

今回は、そのキャンバス素材の特徴や生地のお手入れや洗濯の方法などを、ご紹介していきたいと思います。

 

 

キャンバス生地の特徴

キャンバス生地の由来

キャンバスとは英語で「canvas」と書き「カンバス」と呼ばれることもあります。
また「duck」(ダック)と呼ばれることもあるようです。

キャンバス生地とは「平織りで粗めに織られた厚手の生地」のことで、ほとんどが木綿か麻の繊維で織られています。

日本語では「帆布」と訳されることが多いです。

キャンバス生地より帆布の方が少し厚手のイメージがあり、別の物という感じがするかもしれませんが、もともと、帆船の帆に使うために作られた厚手で平織りの粗めに織られた生地だったことから、「帆布」と呼ばれるようになりましたので、ほぼ同じものと考えていいと思います。

ただ、厚みや硬さなどによって段階があり画布や手芸用品など作るものにより、いろいろと種類が分けられています。
そして、海で使う帆船用に作られていたので耐水性が強いのも特徴です。

厚手の素材なのでバッグやスニーカーなどにはよく利用されていますが洋服などにはあまり使用されていません。

キャンパス生地は主にコットン100%が基本ですが、麻が入ったものや最近では化学繊維も少し入ったものも出ています。

 

キャンバス生地の厚み

オンス(oz)の定義

オンスとは重量の単位です。

1オンスは28.3g。

キャンバス生地での生地の厚みを表す場合は1平方ヤード(0.914m×0.914mの面積)あたりの生地の重さをオンスで表したものです。

コットンバッグなど 4オンス~5オンス
ライトキャンバスバッグ 8オンス
キャンバスバッグ 10オンス~14オンス

オンスごとの重さ

オンス(oz) g/yard g/m2
4 113 135
6 170 202
8 226 270
10 283 337
11 311 371
12 340 404
13 368 438
14 396 472
15 425 505
16 453 539
18 509 608

※28.3g=1オンス(oz)重量

帆布号数比較

帆布号数 ℊ/㎡
11 343
10 429
9 510
8 544
7 617
6 683
5 750
4 816
3 882
2 948
1 1014
0 1080

 

キャンバス生地がよく使われているアイテム

画布

キャンバスと聞くと油絵を描くときに使う画布を一番に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
キャンバスの語源は「麻に由来するもの」cannapaceusという意味のラテン語で,画布は主に亜麻の繊維から作られています。

手芸用の生地

キャンバス生地は薄い物から厚手のものまで様々な種類があり、また色や柄も豊富ですので個人の好みや作るものの用途に合わせて選べますので手芸用の生地としてもたくさん使用されています。

暖簾やカーテン

厚手の生地という特徴をいかして暖簾やカーテンに利用されています。

バッグなどの素材など

キャンパス素材のバッグは丈夫なのでキャンバストートや学生カバンに大活躍です。
それ以外でも通勤カバンや郵便物を運ぶ郵便袋やリュックサックなどカジュアルなものからきちんとしたものまで幅広く使用されています。

また、バッグ以外のファッションアイテムにはキャンバススニーカーのような靴や帽子があげられます。
そして、その耐水性を活かして、トラックやテントのシートなどなど本当にたくさんの物に使用されています。

 

 

キャンバス生地のお手入れ方法

ブラッシング

キャンバス生地は生地が厚く丈夫ですね。
しかも、もともと帆船の帆に使用されていたものですので雨にも強いということでお天気に関係なく毎日使っているという方も多いのではないかと思います。

毎日使っていると、いつの間にかカバンの底の方や縫い目の重なっている箇所などにほこりがたまっていたり知らない間に黒くなっていたりすることはありませんか?

キャンバス生地は汚れが繊維の奥にたまりやすいという特徴があります。

そこで、普段のお手入れはブラッシングをお勧めします。
方法は簡単です。
ブラシを使って全体にブラッシングするだけです。
その場合は毛先の柔らかいものを使ってくださいね。

白い生地のものなどの黒ずみは消しゴムでやさしくこすってあげると簡単に落ちる場合もあります。

雨に強いとはいえ、布ですので濡れた場合は柔らかい布でなるべく早めに水分を取ってあげて形をととのえ風通しのよいところで陰干ししてください。
そして、ときどき中身を全部出して休ませてあげましょう。
臭いや型崩れをふせぎます。

普段のちょっとしたお手入れでますます長持ちしますので一度お試しください。

 

汚れがついた場合の対処法

主な汚れの原因

キャンバス生地は老若男女、どなたでも使いやすいアイテムということは、その使う回数も多くなります。

キャンバス生地の主な汚れの原因は毎日使い続けたことによる黄ばみや皮脂汚れ、雨などに濡れた時にできるシミ、生地の奥に付着するほこりなどが挙げられます。

水洗いはしない?

水に強い素材とはいえ、濡れたまま放っておくと黄ばみや汚れの原因となります。

洗濯するときにいきなり全体を丸洗いしてしまうとうまく乾かせなかった場合、大切なバッグが台無しに!
なんてことにもなります。
お手入れのところでも書きましたが、いきなり全体の水洗いをせずに、まずは柔らかい毛先のブラシを使ってブラッシングして繊維の奥に入り込んでいるほこりをとりましょう。

次に、トートバッグなどの持ち手のところに付く皮脂による黒ずみやいつのまにかついている汚れなどは、消しゴムで優しくこすると落ちる場合がありますので試します。

それでも落ちない場合はブラシに洗剤を付けて汚れの部分だけを水に濡らして洗います。

水で丸洗いをするのはなるべく避けられるように汚れが染みついてしまう前にこまめにメンテナンスすることを心がけるとより長く使えます。

洗濯用の洗剤を使用

洗剤は洗濯用の中性洗剤を使います。

洗濯機を使う?使わない?

綿素材が主ですので洗濯機でも洗えそうですが、バッグなど染めてあるものや革素材を使用している物や無地でシンプルなデザインのもので型崩れしてもそれが「いい味」ととらえることができるもの以外は基本的には洗濯機を使わずに、手洗いをお勧めします

 

キャンバス生地のアイテムを長持ちさせるポイント

・汚れが固定してしまう前にブラッシングや部分洗いなどのお手入れをマメにする。

・水に強い素材ですが雨などに濡れた場合はなるべく早めにタオルなどで水分を取る。

保管方法

・雨が続いた日や梅雨の時期などは、カビが発生しやすいですので使った後はすぐにしまい込んだりせずに、十分に陰干しして水分が抜けてから保管するようにしてください。

・保管中の湿気を避けるために他のものとは少し間隔をあけてゆとりを持たせて置き、通気性の良い布や不織布などにつつんで風通しの良いところで保管するようにしてください。

・押し入れやクローゼットなどに保管する場合でしたら、除湿剤を入れたり時々襖やドアを開けたりして風を通すようにすると良いでしょう。

 

キャンバス素材のオススメエコバッグ

キャンバストート(M) 【ナチュラル】 キャンバストート(S) 【ナチュラル】 キャンバストート(S) ライトキャンバスバッグ(M)マチ付 【ナチュラル】

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まとめ

いかがでしたでしょう。

いつも何気なく使っていたキャンバス生地製品。
厚みや色や柄など種類が豊富でいろいろなものに幅広く使用されていましたね。

もともと丈夫で長持ちする生地ですが、普段のちょっとしたお手入れでますます長くつかえるようになり使えば使うほど愛着がわくと思います。

キャンバス生地の特徴とお手入れ方法や洗濯方法などを参考にしていただき、このブログの情報が少しでも参考になれば幸いです。

 

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