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生成りとは?意外と知らない本来の意味

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こんにちは!エコバッグハウスです。

みなさんは「生成り」と聞くと何を思い浮かべますか?
原料が麻や木綿で出来ていて、何も手を加えていない、素材そのものの自然な色合いで黄色みがかったオフホワイトやリネンの色など素朴な色や白色っぽい色を思い浮かべる方が多いと思います。

今回は意外と知らない「生成り」の本来の意味をご紹介していきたいと思います。

 

 

生成りとは

色の名前ではない

「生成り」は「きなり」と読みます。英語では「エクリュ(ecru)」と発音します。

実は生成りとは本来は「色」の名前の事ではなく、漂白あるいは染色をせずにさらには晒すこともしていない素材そのものの状態の布地や糸を指しています。

能面との関わり

また「生成り」は「なまなり」とも読みます。

「生成り(なまなり)」とは能の時に使われる能面で般若になる前段階のまだ魔性が熟しきっていない状態の能面の事を指しています。
その能面は角(つの)が少しだけ生えて髪の毛を振り乱した女性を表現しています。
女の人の除霊に用いられます。

意外にも「なれ寿し」とも由来がある

あとは「なれ寿し」の別名でまだ十分に熟していないなれ寿しの事を指し、転じて「十分に出来上がっていないこと」や「未熟である」などの意味もあります。

現代になると「色の名前」として定着

しかし近年では色の名前としても使われることもあり、衣服などでは「生成色(きなりいろ)」として使われる事があります。
その場合も無染色や無漂白で晒していない天然繊維そのものの色味のものを指しています。

原料が麻で出来ているか綿で出来ているかなど生地によって明るい黄褐色や淡いグレーがかった黄褐色やベージュやオフホワイトなど、素材の色味によって多少の違いがあります。

リネン(麻)の色を思い浮かべるとイメージしやすいかもしれません。

そして実はそもそも日本の伝統的な色名ではなく、自然志向が高まってきた近年になって色名として現れはじめた色だそうです。

JIS規格(日本工業規格)の慣用色名では「生成色」を「赤みを帯びた黄みの白」と定義づけしています。

 

 

生成りの特徴

素材本来の風合い

生成りの糸や生地は漂白処理や染めをしていないので、植物の破片が生地の表面に残って黒いぽつぽつに見えたりしますが逆にそれが素材本来の持つ素朴な風合いとなり生成りの特徴の一つになっています。

染料が少ないため環境汚染が少ない

通常は染めをする時にはたくさんの水を使います。
川で生地を洗い流したりしますので染料により川が汚れたりする事がありますが生成りの生地だと漂白や染め自体をしませんので、土壌や水を汚染しません。
そういった言意味でも、環境に対して負荷が少ない素材と言えるでしょう。

生成りはリネンやコットンなど天然素材が多いですので肌触りがよく、肌の敏感な大人の方やあかちゃんや小さなお子さんの衣類などによく使われています。
また吸水性がよく汗をかいてもすぐに乾きますので、ベッドカバーや枕カバーやシーツなど寝具にも最適です。

丈夫で長持ちですが薄手なので毎日のお洗濯でザブザブ洗っても傷みにくいので夏などにはありがたい素材です。

洋服などのデザインは素材を生かしたシンプルなものが多く、しかも使うほどに柔らかく体にも馴染んできますので、流行に左右されず長く着られます。

 

洗濯時の注意点

使い始めは吸水性が悪い

リネンなどの生地は使い始めは固くてゴワゴワしていて吸水性もよくありませんが、使って洗濯を繰り返していくうちに柔らかくなり体に馴染んでとてもいい風合いになります。
そして、使い込むほどに吸水性もよくなります。

もともと乾くのが早いのでとても重宝する素材です。

蛍光増白剤の入り洗剤NG

生成りでない普通の白色の洋服などは通常は蛍光時処理をしてあります。

しかし単色や生成りの衣類は蛍光剤処理をしていないので、蛍光増白剤入りの洗剤を使って洗濯してしまうと逆に蛍光剤が生地に染まってしまう形になりますのでもともとの色味より白っぽくなってしまうことがあります。

洗剤がしっかりと溶けていれば全体に蛍光増白剤がつくことになりまだらになりませんが、しっかりと溶け切っていない場合は蛍光剤の付着具合によっては濃く染まる部分と薄く染まる部分に分かれてしまいますのでまだらになったように見えます。

生成りをお洗濯する場合は蛍光剤不使用の洗剤を使うか、石けんを使用するようにしましょう。

万が一白っぽくなった時は石けんか蛍光剤無配合の洗剤で繰り返しあらっているうちに蛍光増白剤による白さはだんだんと薄くなるでしょう。

 

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まとめ

いかがでしたでしょう。

「生成り」本来の意外な意味、おわかりいただけましたでしょうか?

色そのもののことではないとはビックリしましたね。

生成りは環境にもやさしい素材ですし丈夫で長持ちなのでエコにも通じますのでエコバッグとしての相性抜群です!
毎日使うものですし、使うほどご自身の手に馴染むのでみなさんも生成りの生地を使ってオリジナルのエコバッグを作ってみてはいかがでしょうか?

このブログが少しでも参考になれば幸いです。

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