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麻の魅力とは?素材の特徴からリネンとの違い、身近なアイテムまで

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こんにちは!エコバッグハウスです。

春や夏に大活躍の「麻」はみなさまの身近にある素材の一つだと思います。

また「リネン」という言葉もよく耳にすると思いますが「麻」と「リネン」にどのような違いがあるのか、そして麻の特徴などご存知でしょうか?

今回はその「麻」の特徴とリネンとの違いについて考えてみたいと思います。

 

 

麻素材の特徴

吸水・吸湿性、発散性が高い

麻の繊維の断面には中空孔があり水分に触れるとそこが水を含み、発散すると中空孔が絞まります。
麻の吸水性は綿の4倍と言われています。
しかも吸い取った水分の発散する力に富んでいるので速乾性があります。

そして熱の伝わるスピードが速いという性質がありますので熱が逃げやすいです。
という事は蒸れにくいので、その点で吸湿性が高い=通気性がよいと言えます。

水に強い、丈夫

麻の中でも「ラミー(苧麻)」は最高の強度を持った天然繊維です。
鎌倉~室町時代の兜や鎧の裏布には麻布が使われていました。
さらに水に濡れると強度が増します。

 

麻のさまざまな種類

麻について

「麻」とはたくさんの種類があり植物に含まれている繊維の総称です。

植物の茎から繊維を取ったじん皮繊維、葉脈から繊維を取った葉脈繊維の2種類に分類されます。
じん皮繊維はラミー(苧麻)やリネン(亜麻)やヘンプ(大麻)やケナフ(洋麻)などを指し葉脈繊維はマニラ麻やジュート(黄麻)サイザル麻などをさします。

日本で衣料品の品質表示表で麻と表示していいのはリネン(亜麻)とラミー(苧麻)の2種類のみとなっています。

リネン(亜麻)、ラミー(苧麻)、ジュート(黄麻)、ケナフ(洋麻)、ヘンプ(大麻)など

以下は麻の種類を表にしたものです。
ちなみに「アサ」と呼ばれる植物もありますが、一般的に大麻草のことを指していますので繊維としての「麻」と混同しないように注意が必要です。

名称 種別 産地 用途
ラミー Ramie
苧麻(ちょま)
からむし
まお
蕁草科(イラクサ)
多年生草木
フィリピン・インドネシア・ブラジル・韓国・中国・台湾 衣料用・縫糸
リネン Flax
Linen
亜麻(アマ)
亜麻科
1年生草木
ロシア・ポーランド・フランス・チェコ・オランダ・ベルギー・台湾 衣料用・ホース・縫糸
大麻 Hemp 桑科
1年生草木
栃木・長野・ロシア・イタリア・ルーマニア 鋼索原料
ジュート Jute
ツナソ
黄麻
田麻科
1年生草木
バングラ・タイ・インド 麻袋・カーペット・基布・ヘッシャンクロス
洋麻 ケナフ 綿葵科
1年生草木
タイ・ロシア・インド 網・黄麻代用
ボウ麻 いちび 綿葵科
1年生草木
熊本・中国 網・黄麻代用
マニラ麻 アバカ 芭蕉科
多年生
フィリピン 網・帽子用真田
サイザル麻 ヘネケン 芭蕉科
多年生
メキシコ・アメリカ・西インド

(図:湖東繊維工業協同組合より)

リネン100%と麻100%との表記の違い

良質な麻織物と聞いて思い浮かべるのはリネンが多いと思います。
リネンは麻の中でもとてもなめらかな肌触りで絹に近い優しいさわり心地が特徴で繊維が細いのでチクチクしません。
女性の高級下着として中世のヨーロッパで愛用されるくらい品質が高いものでした。
ですのでリネン100%とあえて表記することにより高品質で着心地のよいものという事を表しているということでしょう。

「麻」いうのは総称ですので麻100%と表示されているものはラミーとリネンの混合の場合やラミー(苧麻)を100%使用している場合やリネン以外の麻を使用した場合が多いと思われます。

 

 

麻素材が使用されている身近なアイテム

洋服、バッグ、ロープ、畳 など用途に合わせて使用されています。

洋服

麻素材の洋服は着れば着るほど柔らかくなり光沢も出て体に馴染んできます。
丈夫な繊維ですのでお洗濯も乾燥機は避けるなど少し気を付ければご家庭で出来ます。
シワが気になるという方もいらっしゃると思いますが綿のシワとは違い麻独自の風合いになっていきます。
軽くて肌触りも良いので重ね着などに最適です。
綿と混紡になった綿麻の素材などもあります。

昔の日本でも栽培すべき植物として国が勧めていたのがラミー(苧麻)で紙なども作られていました。

今でもラミーを使った伝統工芸品として近江上布や八重山上布や宮古上布や小千谷縮(おぢやちぢみ)が指定されています。

ロープ・縄・バッグ

ロープや縄に使われているのはヘンプ(大麻)で伸びにくいヘンプの縄は弓の弦に使用されたり人社の鈴縄や注連縄など神聖な繊維として神事に使われています。
ヘンプはバッグや袋類の素材としても使用されています。

畳はイグサの1本1本に経糸というものを絡ませていますがその経糸に麻が使われていました。
昔はすべて日本で作られた大麻でしたが今は入手が難しくなりましたのでマニラ麻やジュート麻や綿糸が使われています。

 

麻素材のオススメのエコバッグ


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コットンリネンマルシェバッグ 【ナチュラルベージュ】

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まとめ

いかがでしたでしょう。

洋服からバッグなどのファッションアイテムからロープや畳などの家庭用品まで色々なものに使われている「麻」。
その麻の魅力と素材の特徴などおわかりいただけたでしょうか?

このブログを参考にしていただき、少しでもお役にたてれば幸いです。

 

 

参考文献

湖東繊維工業協同組合Home Page
URL:https://www.kotosen.com/

 

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