こんにちは!エコバッグハウスです。
あなたは、クラッチバッグをお持ちでしょうか?クラッチバッグとは、薄めで軽々とした平たいバッグのことです。
持ち運びの手軽さから、ちょっとしたお出かけやお弁当ケース、iPadなどのガジェットケースなど用途もさまざま。自分の身に付けるものですから、やはりデザインや素材にもこだわりたいですよね。
今回は、クラッチバッグを手作りする方法を、ご紹介していきたいと思います。ハンドメイドに挑戦したことがない方でも、取り組みやすい簡単な作り方なのでぜひお試しください。
クラッチバッグはどのような用途で活用できる?
クラッチバッグとは、肩ひもや持ち手が付いていないバッグのことです。バッグとしての荷物を持ち運ぶ用途よりも、ファッションアクセサリーとして活用する用途の方が主流でした。
しかし、近年ではメインのバッグとして持ち運ぶ方も少なくありません。女性のみではなく、男性でも幅広い用途で使うことができます。
クラッチバッグは、メインバッグとして使うかアクセサリーとして使うかどちらかの用途としてでしか使うイメージがないという方もいらっしゃるでしょう。ただ、それだけの用途ではなく、クラッチバッグは様々な用途で使うことが可能です。
①普段のバッグとして:財布やキーケース、スマートフォンなどを入れるため
②ガジェットケース:パソコンやタブレットなどを保管する用
③パーティ用:小さめのバッグが必要となるパーティなどで
用途に合わせてどんなクラッチバッグを作りたいか考えておくと、スムーズに作る始めることができますよ。
クラッチバッグの生地選びのポイント
クラッチバッグを実際に作る前に、クラッチバッグの生地を選ぶときのポイントをご紹介します。今回ご紹介するポイントは2つです。
好きなデザインの生地を使う
まず大前提として、好きなデザインの生地を使いましょう。必ず使わなければいけないということではありません。
しかし、せっかく自分の手でクラッチバッグを作るのですから、やはり自分の好きなデザインの生地を使って手作りすることで、より自分の望んだクラッチバッグを完成させることができます。柄や配色などにもこだわって、自分の好みに近づけましょう。
用途別に素材を考える
好きなデザインを選んだら、次は用途に応じた生地の素材も考えておきましょう。クラッチバッグに何を入れるかによって、素材を考慮すると後々長期間使い続けることができますよ。
以下の素材例を参考にするといいでしょう。
①ポリエステル生地:速乾性に優れ、軽い。お弁当を入れるバッグなどにおすすめ。
②キルティング生地:生地の間にワタが入っているため、クッション性が高い。お子様のお稽古バッグなどにおすすめ。
③デニム生地:頑丈で厚みがある。すでに使用済みのデニムアイテムを再利用することができる。
④レザー生地:デニム生地を同様に頑丈で厚みがある。使うごとに深みが出てくるので、より長期間使いたいアイテムにおすすめ。
⑤ファー生地:ふわふわで可愛らしい印象。ファーで作ったクラッチバッグは、ファッションコーデにワンポイントになり得る。
クラッチバッグを手作りする際に用意する物
クラッチバッグを作る生地のデザインや素材を選んだら、早速クラッチバッグを作るときに必要となる物を用意しましょう。
クラッチバッグを手作りする際に用意する物は以下の通りです。今回は、縦40cm×横30cmのクラッチバッグを作る想定です。
自分の用途に合わせてサイズを変えることをおすすめします。
材料
・布
(本体部分の表布)縦40cm×横30cm 2枚
(本体部分の裏布・ポケット)縦70cm×横60cm 1枚
(端布)縦10cm×横10cm
・接着芯 40cm×60cm
・糸(本体部分の生地と合うようなカラーを選びましょう)
・ファスナー 35cm 1本
※生地をカットするときには、縫い代を0.7cmほど取っておくと製作しやすいです。
道具
・手縫いであれば針orミシン
・ハサミ
・接着剤
クラッチバッグを手作りする方法
それでは、早速クラッチバッグの手作り方法についてご紹介します。
生地の準備
はじめに、クラッチバッグを作る前に生地の準備をしておきましょう。生地によって、シワになっているものであれば、事前にアイロンをかけておくといいですね。縫い合わせるときに、大きさを正確に合わせることができます。
こういった準備を行っておくことで、クラッチバッグがより綺麗に仕上がるのでおすすめです。
ファスナーと生地を縫い合わせる
まず、ファスナーの両端に端布を合わせて縫い合わせます。その後、ファスナーと表部分の生地を外表にし、縫い合わせます。
ミシンを使用する場合は、ファスナー部分の凹凸に合わせて布を入れ替えるとスムーズに縫い合わせることができますよ。
縫い終わったら、2mmの部分で縫い代を押さえるためにステッチを入れましょう。反対側の生地も同様に縫い合わせます。
本体部分の生地を縫い合わせる
生地を表合わせにし、底の部分を縫い合わせましょう。底の部分が縫い終わったら、左右端の部分を縫い合わせます。全て縫い終わったら、表に返します。
ポケットを付ける
次に、内布に付けるポケットを本体部分に付けます。表合わせにしたら、返し口を残して縫い合わせ表に返しましょう。表に返したら、ポケット口になるところにステッチを付けます。
クラッチバッグの形に仕上げる
口の部分の縫い代として1cm折り、ステッチを入れます。そしてファスナー部分の縫い目に合わせて本体部分を1周ぐるりとまつり縫いして完成です。
以上で、ハンドメイドのクラッチバッグが完成です。お気に入りの形になりましたか?
ハンドメイドのクラッチバッグをアレンジする方法
クラッチバッグを手作りする方法をご紹介しました。最後に、ハンドメイドのクラッチバッグをアレンジする方法についてご紹介します。
Dカンを付ける
Dカンとは、アルファベットのDの形をしたカンのこと。Dカンを付けることで、持ち手や肩掛け用の紐を取り付けることが可能です。
本来、クラッチバッグは持ち手がついていないバッグです。しかし、やはり持ち手や肩掛け用の紐を取り付けることで使い方の幅を広げたいと感じる方も少なくありません。そんな方は、ぜひDカンを取り付けて用途の幅を広げてみてはいかがでしょうか。
ボタン
今回ご紹介したクラッチバッグはファスナーでバッグの開閉ができるデザインでしたが、ボタンでバッグの開閉ができるデザインもおすすめです。
素材にもよりますが、ほっこりとしたナチュラルな印象を与えられるデザインに仕上がりますよ。
ワッペンやリボンなどを付ける
完成したクラッチバッグのデザインが寂しいという場合には、ワッペンやリボンを装飾するとよりオリジナル性を高めたクラッチバッグに仕上げることができます。
お気に入りのワッペンやレースのリボンなど素材に合わせて組み合わせを楽しんでみてください。
キャンバス素材のおすすめエコバッグ
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まとめ
今回は、クラッチバッグの手作り方法についてご紹介しました。お店でも良く販売されているクラッチバッグを、自分のお気に入りのデザインで作ることができればより一層クラッチバッグに対して愛着もわきますよね。
クラッチバッグは、バッグそのものとして使うことももちろんできますが、ガジェットケースやお弁当ケースとしてのサブ袋としても活用することができます。これまでにクラッチバッグを持っていなかったという方は、この機会に自分だけのオリジナルクラッチバッグを作ってみてはいかがでしょうか。
このブログが少しでも参考になれば幸いです。