こんにちは!エコバッグハウスです。
販路開拓や知名度向上に有効な展示会への出展。展示会への出展には、出展料に加えて、ポスターやチラシ、ノベルティなど様々なアイテムが必要となり、少なくない費用が発生します。出展はしたものの、予算の都合などの理由から経費をケチっても効果は半減してしまいます。そこで活用していきたいのが助成金です。展示会に出展する場合、実は助成金が存在するのです。
今回は、助成金の対象と申請時の注意点を、ご紹介していきたいと思います。
展示会で受けられる助成金とは
展示会に出展する際に受けられる助成金は、主に国や都道府県、自治体などで設けられています。中には社団法人など助成事業をおこなっている団体もあります。特に地方自治体が地元の中小企業の新製品や販路開拓に向けて支援していることが多く、出展支援として補助金を出しています。
ただし、目的からわかるように、中小企業であることが条件であったり、出展料を除いた出展にかかる経費のみの支給であったりと、いくつか制限が設けられています。全額支給されるケースはあまりないため、過度な期待は禁物です。必ず申請する助成金の要項をご確認ください。
展示会助成金を受給できる主な対象
展示会助成金を受給できる主な対象
・売上が減少傾向である中小企業
・成長分野での新規開拓を目指す企業
また、地方自治体がおこなっている場合には、その市内に本社または事業所を置く事業者であることや、市内でおこなわれるイベントのみ対象となっていることもあります。
対象となる経費
・出展料
・展示装飾費
・搬送費
・交通費
・宿泊費
・資料制作費
この経費に対して助成率を掛け合わせた金額が、実際に交付される助成金額となります。
展示会助成金を受給するまでの流れ
展示会助成金を受け取るまでの、一般的な流れをご説明いたします。
①募集要項の確認
自社が募集要項に該当するか確認します。
②交付申請書を提出
助成金を受けるための申請書を提出します。
③申請内容の審査
助成事業をおこなっている団体が審査をおこないます。適正と認められた場合は、補助金交付決定通知が届きます。
④商談会等へ出展
実際に展示会へ出展をおこないます。
⑤実績報告書を提出
展示会での実績を報告書にまとめ、助成事業をおこなっている団体へ提出します。
⑥報告内容を審査
報告書と所定の書類を審査し、適正と認められた場合は補助金が交付されます。
※こちらは、助成金を受け取るまでの流れの一例であり、申請する制度によって一部違いがございます。必ず、実際に申請する助成金制度の概要をご確認ください。
展示会助成金を申請する際の注意点
申請する助成金の助成対象に該当しているかを確認
申請する助成金によって条件や対象は様々です。該当しない場合は、審査に通ることはありませんので必ず対象かどうかの確認をおこなってください。
助成金額の上限や助成率の確認
助成率とは、実際にかかった経費に対する助成金額の割合です。
例えば、経費が10万円かかり助成率が60%だった場合、実際の助成金額は6万円となります。全額交付される訳ではありませんし、上限が決まっている場合上限より多くの金額が交付されることはありません。こちらも必ず確認するようにしましょう。
必要書類の確認
助成金の申請には様々な書類が必要となります。特に要求されることの多い書類は下記の通りです。
・事業計画書
・収支予算書
・当該団体の定款、規約等
・直近の市税等の納付状況の確認にかかる同意書
・出展する商談会等の内容がわかる書類
・出展する商品等に関する書類
・実績報告書
・事業実績書
・収支精算書
・補助対象事業の実施状況を示す写真や商談成果等
・補助対象経費の支払にかかる領収書の写し等
このように、事業は本当に存在するのか、出展をおこなうことは事実か、経営診断と本気で取り組んでいるかどうか、という証明を求められます。
これらの書類を用意して、所定の審査に通らなければ助成金は得られませんので、必ず申請前に用意できるか確認をしてから申請しましょう。そうでないと、助成金をあてにしていたが交付されない、という問題も発生します。十分に気を付けましょう。
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まとめ
ここまで、展示会の出展における助成金の主な対象と、申請時の注意点について解説いたしました。
展示会への出展は、販路拡大や認知度の向上にとても有効な手段です。うまく助成金を活用して、自社の商品をどんどん外部へ発信していき、販路の拡大をおこなうことで売上を伸ばしていきましょう。
このブログが少しでも参考になれば幸いです。
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